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子どもたちが全く新しいトピックを学ぶためのベストな方法は何だと思いますか?「テスト」?それとも「社会科見学」?

(本記事はplaycodemonkey.comの翻訳を基にした記事です。)

「社会科見学」と答えた方は、きっと自身の幼い頃のことを思い浮かべていますよね。先生と友だちと出かける所はどこでも楽しかったですし、普段とは少し違う、何だかわくわくする新しい環境で、いろんなことを急速に学べたことを思い出します。

シェター・スクールオブ・ロングアイランド(ニューヨーク州)

コードモンキースタジオ社では、楽しく効果的な方法で子どもたちのプログラミングに関する知識を向上させるために、2017年からコードラッシュと呼ばれる年1回のオンラインプログラミング大会を開催しています。子どもたちに、日常とは少し違う新しい環境と、自然とお互いに励まし合えるような状況を用意してあげることで、急速に新しいことを学んでいくということを前提として、コードラッシュは2週間にわたる大会となっています。北米各地からエントリーした小3から中2までの子どもたちは、毎週リリースされる少し難しいパズルを解くことで、テキスト言語でプログラムを書くことを学びました。子どもたちとそのチームリーダー(学校の教師や、プログラミング教室のインストラクター、図書館職員など)は、少し難しいプログラミングの概念を学ぶために、大会用に作られた全く新しい「チャレンジ」を解くことに、2019年3月の2週間を費やしました。

コードラッシュ参加に先駆けて、子どもたちが事前にプログラミングについて学んでおく必要はありません。このような大会を始めてから数年が経ちますが、プログラミングの経験が全くない子どもたちも、すぐにコツのようなものをつかんでいきます。

2019年のコードラッシュも例外ではありませんでした。米国とカナダの各地から100以上のチーム、1,000人以上の子どもたちが参加しました。子どもたちは、宇宙に浮かんだバナナを取るために、宇宙服に身を包んだサルの「モンタ」をプログラムを書いてコントロールする、合計67の全く新しい「チャレンジ」に取り組みました。

エレノア・ヴァン・ゲルダ―小学校(ニュージャージー州)

2019年US版コードラッシュの成績上位チームについては、こちらをご覧ください。(英語)

コードラッシュについて

US版コードラッシュは、米国とカナダの小3から中2までの子どもたちを対象とした、年に1度のオンラインプログラミング大会です。競技の間ずっと、「コードモンキー/コードの冒険」のステージを、チームで出来るだけ多くクリアするために、子どもたちは協力しあい、同時に、テキスト言語によるプログラミングを学ことになります。上位の成績を修めたチームには様々な副賞が与えられます。

学習成果

コードラッシュは、プログラミング的思考や、問題解決スキル、分析的思考、チームワークス、問題の一般化と抽象化、問題間の類似点と相違点の発見能力、パターン認識、オブジェクト指向、独立して作業するスキルの向上などを、子どもたちが身に付けられるように支援します。その構文が英語に似ていて理解しやすいプログラミング言語「CoffeeScript」を利用します。日本では、毎夏、「コードラッシュJP」として開催しています。詳細はこちらから。